(有)岡部塗装店が『色』を徹底研究


by ocabe
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第5回 寒色

冬場に「寒色」なんて聞くと、なんとなく避けたいと思いますが、コレが夏になると心地よさそうに聞えるから不思議です。でも、寒色だって1年を通じて立派に使える色なんですよ。

代表的な使用方法は寝室です。
薄いブルーを寝室に使用すれば心が落ち着き、安眠できるそうです。冷え性の人などは半信半疑でしょうが、色彩心理では初歩の初歩で良く知られています。目をつぶってしまう場所の色ですから目で感じると言うより肌で感じるのでしょうか?そういえば、シーツなども淡いブルーやグリーンもありますものね。

寒色と言って、先ず始めに思い出すのが「青」ではないでしょうか?
青は反省の色といわれるぐらい人の心を落ち着かせます。買い物衝動ですら抑えてしまうこともあるとかで、見た目にもクールでスマートなデザインを得やすいのですが店舗内の青の配置には十分な注意が必要です。ずいぶん前のことですが、ある青を基調としたサインデザインのコンビニエンスストアがセブンイレブンに対抗すべく勢いを増していました。今でも業界ではトップのほうにいるのですが、どうしても王者セブンイレブンには勝てないようです。このことを上手く応用する方法としては、何か事を起こす前に一度「青」を見てから、もう一度考えて見ると判断の誤りが少なくて済むのではないでしょうか。

次に寒色と言って思い出すのが「緑」を上げる人が多いです。
先ほど「冬場に寒色は避けたがる人が多い」と書きましたが、これがトコロ変わると、人の気持ちも変わります。ある実験で代表的な色のクレヨンを地球上の様々な地域で子供たちに配ったそうです。その実験内容とは「人は住むところによって好む色が違うか?」と言うものでした。その実験は見事に地域によって違いを表し、結果として緑を好んだのは極点に近い寒い地域の子供たちで、緑のクレヨンに群がったそうです。これは降り注ぐ太陽光の違いが地域差を生むらしいと言われていますが、本当のところは良く分かりません。ただ、寒い地域だから寒色を避けると言うわけではないと言うことです。

次回は、今回の好まれる色の地域差について少し触れたいと思います。
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by ocabe | 2006-01-29 18:09 | 色のおもしろ放話し