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明治34年創業の老舗塗装店が『色』を徹底研究


by ocabe
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第4回 暖かい色

 12月からの寒波で寒い日が続きますね。
通年よりグッと低い気温のため灯油も野菜も高騰して家計を直撃です。

 ご存知だと思いますが色には「暖色」と{寒色」と呼ばれるグループがあります。確か小学校3~4年生ぐらいで概要は習うと思います。私が習ったときは「昼の色」と「夜の色」と言うようなタイトルだったような記憶があります。

今回は「暖色」についてお話します。

 暖色とは読んで字の如く、暖かさを感じる色です。代表的な色ですと赤、茶、黄など・・。もちろんそんなハッキリした色ばかりが暖色であるわけではありません。ベージュなども暖色の部類に入ります。代表的な効果としては、冬に暖色系のインテリアで部屋を模様付けすると、寒色系で模様付けした時に比べ何度か暖かく感じます。
 このことは比較的有名な効果なのですが実は他にもいろいろな効果があります。実は暖色系は人々の心を和らげる効果があるのです。夫婦仲が悪いご夫婦はインテリアをよくごらんになってみると良いでしょう。もし、青などの寒色系でまとめていらっしゃるようでしたら、寝室も含め暖色系に模様替えすることをオススメします。特に寝室は暖色系を通り越して赤やピンクなどを用いると良いでしょう。また、兄弟喧嘩ばかりしているお子さんたちの部屋の内装も確認してみると良いでしょう。もしかすると暖色系ではないかもしれません。
この話しは、あくまでも一般的な人の場合を例ですので、中には例外もいますのでご注意を!

 企業などは上手く応用すれば生産効率や欠勤率も減らすことが可能です。例としては、工場などの天井が高く、どうしても寒く感じる場所は暖色系を用いて少しでも寒々しいイメージを取り払うと良いかと思います。

以上のことは、色彩を上手に使えば現れる効果ですので、もしご興味がありましたらぜひ弊社にご相談ください。

次回は「寒色系」についてお話します。
by ocabe | 2006-01-20 10:47 | 色のおもしろ放話し